手の平の中に、世界はあった。

ガラケーって言葉も無かった頃の携帯電話ゲームとか昔のゲームとか、他なんやかんやを書き残しておきたい、そんなブログです

とりあえずなんでこんなブログを始めたかの顛末の話

 昨年。2018年。

『怪盗ロワイヤル』というソーシャルゲーム、略してソシャゲというものが9周年を迎えたことを知った。

「嘘ぉ!?」と思ったんである。9年「も」続いている事にではない。9年「しか」経っていない方に驚いた。

よくよく思い返してみるとこのゲームが提供開始された当時、筆者はもう社会に出てそこそこ年数が経っていた。転機も通り過ぎていた。数字上の計算は合う。

でも心情的にすごく勘定が合わない感覚がして驚いていたのだ。ガラケーなんて単語も無くボタンを延々カチカチやって怪盗家業に励んでいたあの頃がもっと遠い昔のような気がしていた。

でも違った。10年ひと昔の「ひと昔」にギリギリ入らない位置に居たのだ。あのゲームは。この事実をたまげたなぁ、と噛みしめて、その時は終わった。

 

 2つめのきっかけは今年のGW。

10連休に世の中がガヤガヤしている中、ツイッターで1つの催しが目に留まった。

ゲーマー日日新聞」様なるブログがゲーム批評を募集しているというものだった。

素人歓迎・ゲームジャンル問わず、とにかく人のゲーム批評・ゲームレビューが見たいんじゃい。そんな募集要項だった。

元々絵の類が書けない分、文章でなんやかんやしている畑の人間だった。久々にまとまった文章を書いてみようかと作り、期限内に投稿を済ませた。

達成感と満足感ですごく気分が上がり、文章を書くのは楽しい、という事を思い出すと共にここで出て来た「なんか書きたい、作りたい」のエネルギーがいくらか宙に浮いている、燻っている、そんな状態を自覚しつつも実際行動に移すのはやっぱり手間なのでスルーというとちょっと違うような、でもなんとなく向き合うのは止めとこ、という気持ちで少しの日々を過ごしていた。

この批評の結果発表をなんとなく待ちたい心境も理由としてあったし。

 

 そして3つ目のきっかけである。この話はゲームじゃない話のカテゴリ作って近い内絶対ガッツリ書いてやるつもりで、同じくGWあたりの時期に追っかけはじめたVtuberがいる。

知らない知識を摂取すると喜ぶ生態をしている筆者が面白そうだなと手を伸ばしてみたらこれがとんでもない出会いだった。

壮絶にして激動、しかし表の世の中に出ない、いや出せない話題・エピソードの数々。

これを話して、世に出すことで少しでもあの頃の事を知って貰えれば、そして自分の経験や体験が誰かの何かの役に立ったり為になったりすればと思ってやっている、とその人(Vtuberだから正確には電脳体なんだけど)は幾度となく語る。

この出会いが無かったらブログというところにまで行動を起こさなかったかもしれない。それくらい衝撃で心が富士急ハイランドもかくやという揺さぶられ方をした結果が今ここのこれというわけだ。

youtubeでこの人の動画と生放送を視聴していると、「これを受けて何かせずにはいられない、どこかの誰かがあなたの言葉でホントに心動かされて何かやったよ」という形を出したかったんである。今度このVの者に関してはみっちり語る。

 

 という契機を経て、ひとつゲームの話をするブログというものを立ち上げてみたのだった。

内容としては

FOMAって単語も無かった頃からはじまるドコモユーザー視点での携帯電話アプリゲームの話(当時iアプリって呼ばれてたよ)

・携帯電話に限らずなんか昔のゲームの話

・新しめのゲームの話もすると思う

・ゲームに関係ない話題もちょんちょんと

 

という感じです。時代に流されて全然情報が残ってない昔のゲームを、覚えてる限りでこんなんだったよ、と語る証人の1人の記録ってものになれたらなと思います。